「カタカナ英語」は通じない?子供が“通じる英語”を習得するためのポイントを解説
日本で英会話に苦手意識を持っているで、「発音に自信がない」という方が大半ではないでしょうか?
ここ数年は小学校から義務教育で英語の授業が導入されたものの、それまでは中学から文法中心の学習が中心でした。
そのため、どうしても「カタカナ英語」になってしまい、ネイティブの人に通じるか不安に感じてしまうかもしれません。
では、本当に「カタカナ英語」は通じないのでしょうか?
そこで、今回は「カタカナ英語」でも英会話を楽しむためのコツや、子供うちから“通じる英語”を習得するためのおすすめの習い事についてお話しします。
お子さんの可能性を伸ばしたい方や、どんな習い事に通わせればいいかお悩みの方は、是非参考にしてください。
●英会話で使う文章や発音のコツを押さえれば、「カタカナ英語」でも英会話を楽しめます。
●先入観のない子どものうちから英語学習を始めることで、よりネイティブな発音に近づけられます。
●「のびのび館」では、“人間力”をコンセプトに、お子さん一人一人に合った学習プログラムで、学ぶ楽しさや問題解決力を伸ばします。
Contents
「カタカナ英語は通じない」と思われる理由は?
多くの人が「カタカナ英語では通じない」と思っているかもしれませんが、実はその原因は発音ではなく別にあります。
最も大きな原因が、「和製英語を英語のように使ってしまう」ことにあります。
大人になればなるほど和製英語を日常的に使うようになるため、英語圏でも通じると誤解してしまうのです。
また、ネイティブ講師の英会話教室が多いため、つい「発音重視」と勘違いしてしまう方も少なくありません。
実は、“通じる英語”にするためには、発音より優先順位が高いのは基礎単語力と基礎英文法力です。
正しい単語力や文法力を子どものうちから本能的に使えるようにしておけば、決してカタカナ発音でも通じない訳ではありません。
確かに、ネイティブの発音に近いことに越したことはありませんが、それが最優先とは一概には言い切れないのです。
決められた時間で確実に“通じる英語”を習得するためには、発音に偏りすぎないバランスの良い学習が必要になります。
カタカナ英語でも会話ができるようになる“5つ”のコツ
カタカナ英語でもネイティブの人に自分の意見を伝えられるようになるためには、基礎的な単語力・文法力は欠かせません。
合わせて、いくつかのコツを押さえることで、よりスムーズに英会話を楽しめるようになります。
そこで、ここでは特に重要な5つのコツを紹介します。
その① 定型文を覚える
発音ももちろん大切ですが、それよりも大切なのがネイティブの人が日常的に使うフレーズを覚えることです。
いくらネイティブに近い発音でも、文法が間違っていたりニュアンスが正しく伝わらければ意味がありません。
シチュエーションに合わせてた定型文のストックをどれだけ身につけるかによって、会話をスムーズに進められるかどうかを左右します。
その② 英文を聞いて音節・抑揚を覚える
発音がカタカナ英語であっても、音節(シラブル)が正しければネイティブスピーカーもこちらが言いたいことを予想しやすく、聞き取りやすくなります。
音節とは、単語を発音するときの節のことで、例えばCakeは日本語では「ケ・ー(エ)・キ」と発音しますが、英語では「keɪk(ケーク)」と音を切らずに一つの音のまとまりとして発音します。
このように、普段使い慣れている日本語の音節を英語にも当てはめてしまうと、ネイティブスピーカーは大きな違和感を感じてしまい、下手すれば全く通じない可能性もあります。
また、英単語が連なり英文になった時には、抑揚もポイントになります。
流れるように英文を読めるようになると、自然と発音もネイティブに近づいてきます。
できるだけ英文をたくさん聞き、抑揚や音の区切り方を覚えましょう。
その③ カタカナ英語は文字で覚えず音で覚える
見慣れた英単語だと、頭の中で無意識のうちに文字からカタカナ変換してしまい発音してしまうことがあります。
特に語彙力が多い大人ほど、この傾向は顕著です。
知っている単語も初めてみる英語も、まずは音を聞いてからカタカナ変換してみましょう。
この作業を繰り返していくうちに、だんだんと“通じる英語”に変化していきます。
その④ ネイティブスピーカーにも臆さないメンタルを身につける
多くの日本人にありがちなのが、英語を話す時に発音に自信がないあまり声が小さく口篭ってしまう失敗です。
特にアメリカでははっきりと話すことがマナーとされているため、これではいくら文法が正しくても、相手に伝えたいことを伝えられません。
まずは自分の英語力を信じて、相手に引け目を感じずに堂々と話せるメンタルを身につけましょう。
ネイティブスピーカーと会話をする際の、「恥ずかしい」「間違ったらカッコ悪い」「完璧に話さなくては」という感情こそが、“通じる英語”にするための一番の弊害です。
その⑤ 人間力を身につける
簡単な英文であっても、シチュエーションに合わせて明確に自分の意見をまとめて相手に伝える能力が必要です。
それは何も会話だけに限らず、身振り手振りなどの自然なボディランゲージや表情豊かなコミュニケーション能力も然りです。
これを実行するために必要なのが、“人間力”。
知識だけではなく、状況を客観的に把握して、今すべきことを判断できる“人間力”こそ、相手に自分の思いや考えを伝える際には必要です。
子どもの頃から英語に触れることでネイティブ英語に近づける!
いくつかのコツを押さえることで、今までの「カタカナ英語」でも一気に相手に伝わるようになりますが、せっかくなら子どものうちからネイティブに近い発音を身につけさせてあげたいですよね。
まだ語彙力が少なく先入観のない状態から英語を学ぶことで、「カタカナ英語」に陥りにくくなります。
大人がカタカナ英語になってしまう理由は、無意識のうちに「英語 → カタカナ変換して和訳する → 記憶する」という学習方法をとってしまっているからです。
ですから、子供のうちに「英語 → そのまま意味と発音を覚える」というシンプルな学習方法のクセをつけましょう。
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まとめ|ネイティブの発音を目指す前にできることはたくさんあります
ネイティブ講師による英会話教室や学校でのネイティブ講師による授業が増える中、どうしても発音が良くなければダメと誤解してしまう人は多いでしょう。
確かにネイティブに近い発音になればなるほど、相手に自分の思いを正確に伝えられます。
しかし、だからと言っていつまでも英会話に挑戦しないのは間違いです。
発音を練習する前に、基礎的な文法力や単語力を伸ばしたり、学習方法のコツを押さえることで、「カタカナ英語」でも英会話を楽しめるようになります。
また、小さいうちから先入観なしに英語学習に取り組むことも重要です。
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