コラム

てんとう虫の英語と名前の由来とは|アメリカ・イギリスの違い、スラングの注意点も紹介

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てんとう虫

 

てんとう虫英語で「Ladybird」、「Ladybug」どっち?と迷っている方がいらっしゃると思います。

さらに、どちらの英語にも「素晴らしい女性」をイメージさせる「Lady」という単語が含まれているため、英語名の由来に興味がある方も多いのではないでしょうか。

そこで茨城県守谷市の英会話教室『のびのび館』が、てんとう虫の英語名と由来をわかりやすく紹介します。

 

てんとう虫の英語は3種類。アメリカ・イギリスでの呼ばれ方を紹介

てんとう虫

 

てんとう虫の英語名は3つあります。

  • Ladybird(レディバード)
  • Ladybug(レディバグ)
  • Lady beetle(レディ ビートル)

※ちなみに。昆虫としての学名は、「Coccinellidae(コクシネルデ)」です。

まずは、上記3つの英語名の使い分けを確認しましょう。

 

Ladybug(レディバグ)|アメリカでよく使われる

こちらは、アメリカ英語圏で一般的に使われている、てんとう虫の英語名です。

「bug」は昆虫(小さな虫全般)という意味です。

 

Ladybird(レディバード)|イギリスでよく使われる

こちらは、イギリス英語圏で一般的に使われている、てんとう虫の英語名です。

英語でてんとう虫

 

※「Ladybird」は、スラングでネガティブな意味を含めて使われるケースもあります。

のちほど「てんとう虫の英語「Ladybird」はスラングで悪い印象もあるので注意!」で紹介します。

 

Lady beetLe(レディ ビートル)|昆虫としての呼び名

「Lady beetle」は、あまり使わない印象です。

てんとう虫はカブトムシ亜目の昆虫であることを知っている方が使う言葉なので、「Lady beetle」と呼ぶ方がいたら、昆虫好きや昆虫学者かもしれません。

 

英語でてんとう虫

参考にしていただけると幸いです!

 

茨城県守谷市で英語に興味のある方は、のびのび館にお問い合わせください。

 

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てんとう虫の英語の由来

てんとう虫

 

てんとう虫の英語名の由来に明確な学説はありませんが、一般的な定説はいくつかあります。

今回は多く語られている定説と時代背景を組み合わせて、由来を紹介します。

 

てんとう虫の英語名は、「中世ヨーロッパ(1400年代〜1500年代初頭)の人々の生活」と「キリスト教信仰」が結びついて生まれて、定着したと考えられます。

 

【人々の生活】

てんとう虫の英語名の由来

 

主に農作業のことで、てんとう虫は農作物にとって害虫のアブラムシなどを捕食してくれるため、「神の恵みを受けた虫」として人々から親しまれている存在でした。

 

【キリスト教信仰】

1400年代〜1500年代のヨーロッパはルネサンス期で、キリスト教信仰の中で重要な存在の聖母マリアが、赤の衣服をまとった姿で描かれた絵画が、現代にも多く残っています。

聖母マリアを象徴する色は赤・青・白で、芸術家たちは「赤で神の自愛や殉教」を、「青で天の真実」を、「白で純血」を表現しました。

てんとう虫の英語名の由来

  • ボティッチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ:赤の服・青や白のマントで聖母マリアを描いた作品が多い
  • ディルク・ボウツの『聖母子像』:赤のマント・青の服・白のベール
  • ヘラルト・ダヴィトの『聖母子と四人の天使』:赤のマント・青の服

「てんとう虫の好意的な存在感と鮮やかな赤色」が「聖母マリアの赤い衣服」と関連付けられ、聖母マリアの呼び名である「Lady」を含めて、「Ladybird」という愛称で親しまれるようになりました。

 

その後、ヨーロッパからアメリカへの移民により、「Ladybird」という英語もアメリカに伝わりました。

アメリカで「Ladybird」が「Ladybug」に変化した経緯はハッキリしていませんが、17世紀頃には、すでに「Ladybug」という英語名が使われていたとされています。

 

てんとう虫の英語「Ladybird」はスラングで悪い印象もあるので注意!

てんとう虫のスラングには悪い意味もある

 

素敵な由来を持つてんとう虫ですが、イギリス英語圏で親しまれている「Ladybird」という言葉には、スラングで「移り気な女、浮気な女、軽薄な女」という意味もあります

現代ではあまり使われない古い用法ではあるのですが、「Ladybird」の使い方や使う場面によっては、誤解を生む可能性があることに注意しましょう。

 

てんとう虫をほかの外国語で何という?|フランス語、イタリア語など

てんとう虫

 

最後に、てんとう虫の英語以外の呼び名も紹介します。

  • フランス語:「Coccinelle」(コクシネル)
  • イタリア語:「Coccinella」(コクシネッラ)
  • 中国語:「瓢虫」(ピャオ チョン) など

てんとう虫は、世界各国で幸運をイメージさせる虫として親しまれています。

日本でも「てんとう虫を見ると幸運が訪れる」、「てんとう虫が飛び立つのを見ると悪いことが去る」といった良いイメージがある虫なので、春になっててんとう虫に会えるのが楽しみですね♪

 

まとめ

 

てんとう虫の英語や由来を紹介してきました。

国によって呼び名が違う点を、覚えておいていただけると幸いです。

 

のびのび館は、お子さまの豊かな人間力を育む一員として、英語に親しみながら楽しく学べる環境を整えております。

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