コラム

英語の聞き流し効果|ラジオ等を聞くだけでは意味がない。子供から大人まで効果がある方法を解説

選べるイベントレッスン無料体験

英語 聞き流し

英語の聞き流しは効果があるの?効果があったら嬉しい!」とお考えの方は多いと思います。

聞き流すだけで英語を聞く・話す力が向上するなら、ぜひ英語学習に取り入れたいですよね。

でも、「BGMのように聞き流すだけでいいの?」、「何を聞き流せばいいの?」など、疑問もあるのではないでしょうか。

そこで今回は茨城県守谷市の英会話教室『のびのび館』が、英語の聞き流し効果についてわかりやすく解説します!

英語の聞き流しは効果がないとは言えませんが、効果を高めるためには正しい方法で実践する必要があります。

「以前よりも英語が聞ける・話せる」という実感につながる方法を紹介するので、ぜひ最後までごらん下さい♪

 

英語の聞き流しは効果があるorなし?|ラジオ等を聞くだけでは意味がない可能性が高い

英語 聞き流し

英語の聞き流しをこれから始める、実践し始めたなどの段階で、「本当に効果があるの?」と疑問をお持ちの方が多いと思います。

英語の聞き流し効果には、以下のような可能性があります

 
聞き流し方法 効果
・ラジオ、ニュースなどをBGMのように流すだけ
・全く意味がわからない教材を聞き流し続ける など
意味がない可能性が高い
・意味がわかる教材を選んで聞き流し
・聞き流しながら真似をする など
効果を高める可能性がある
 

英語の聞き流しを実践する上で知っておくべきポイントがあるので、次に確認しましょう。

 

英語の聞き流し効果を高める4つの重要ポイント

授業

英語の聞き流し効果を高めるために必要なポイントは、以下の4つです。

  • 聞く:ほとんど意味がわかる英語を聞く
  • 話す:真似して話す
  • 語彙:聞き流しをしている中で、わからない単語を新しく覚える
  • 文法:生活、遊び、仕事などの中で馴染みがある場面に関連する聞き流し教材を選ぶ

上記4つをポイントにして、「英語が母国語の人と日本人の英語習得の流れ」を比較してみましょう。

違いがわかると、聞き流しの正しい方法がイメージしやすくなります。

 
英語を習得する流れの違い
 英語が母国語の人 日本人 
言語形成期※に英語を聞く

真似して話す

聞き続けて語彙が増える

語彙を使って場面に合わせた文法で、自由に話せる・聞けるようになる
言語形成期が終わってから英語の勉強開始

語彙獲得と文法暗記を中心として勉強。聞く、話すの実践時間は短時間

語彙、文法をある程度習得

自由に英語を使うのは難しいが、簡単な内容なら話せる・聞けるようになる方が多い

※言語形成期の具体的な時期について明確な定義はありませんが、一般的に3歳前後〜12歳前後と考えられています。

 

上記の比較から、両者とも4つのポイントをクリアして英語を習得する点は同じです。 一方で、以下の点が大きな違いですね。

  • 英語が母国語の人に比べて、日本人は英語に触れる時間、英語を使う場面の数が圧倒的に少ない。
  • 英語が母国語の人は「聞く・話す」がベース。日本人は「語彙・文法」がベース。

日本人が学校教育の中で英語を使いこなすレベルに達するのは難しいのが現実ですが、語彙・文法のベースがある点は良いポイントです。

日本人に圧倒的に足りない「英語に触れる時間」、「英語を使う場面」を補強するために聞き流しを取り入れることは、英語習得の1つのステップとなる可能性があります!

では次に、聞き流し効果を得るための具体的な方法を紹介します。

 

 子供が英語に触れる・使う経験をし始める最適な時期については、こちらの記事で確認して下さい。

〈関連ページ〉子どもの英語教育は「いつから始めればいい?」とお悩みの方必見! 年齢別のメリットや注意点を解説

 

【子供から大人まで】英語の聞き流し効果を高める実践方法

ステップアップ

英語習得のために必要な4つのポイント「聞く・話す・語彙・文法」は、一緒にレベルアップしていくのがおすすめです。

英語の聞き流し効果を高める正しい実践方法をご確認下さい。

 

英語の聞き流しの効果を高める&ステップアップしていく流れ

以下の流れで英語の聞き流しを実践して効果を高め、段階的にステップアップしましょう。

 
ステップ 備考
①教材選び 現在の語彙力、文法力に合うものを選ぶ。
(100%近く意味がわかる教材がおすすめ)
②同じ教材を繰り返し聞き流しながら、真似できる部分を口に出す 単語、文法がわからない部分だけ記憶に残らないことに気づきます。
③記憶に残らない部分の単語、文法を調べて覚える、理解する 新しい単語、文法が記憶に残りやすくなります。
④教材を真似て一緒に話せるようになるまで聞き流しをするのが理想 聞き流しをしている内容が、口から自然に出てくるようになるまで繰り返すのがおすすめです。
⑤次の教材を選んで①〜④を繰り返す
 

教材のレベルは人それぞれですが、ご自分が初心者だと感じる場合は、短時間で聞き流しが終了する教材を選びましょう。

「ステップ④まで到達した!」という成功体験が、次の教材選びや英語学習継続のモチベーションをアップさせてくれます♪

 

英語の聞き流しにおすすめの教材

ここで、「教材選びが難しそう」と感じている方が多いのではないでしょうか。

以下のようなものが教材として活用できるので、参考にして下さい。

 
聞き流しにおすすめの教材
子供 ・歌
・絵本
・アニメ
・You Tube
・アプリ など
大人 基本的には子供の教材と同様。
・ドラマ
・映画
・海外ニュース なども活用できる
 

語彙・文法のベースが無い子供の場合は、何を教材として選ぶか迷うことと思います。

さまざまな教材を試して「興味」、「1つのことに集中できる持続時間」を探り、最適なものを選んで下さい。

なるべくスラングが含まれないものを選ぶのがおすすめです。

 

スラングが多用されていなくて内容を理解しやすい教材として、ディズニー映画を選ぶというアイディアがあります。

こちらの記事で、おすすめのディズニー映画を紹介しています!

〈関連ページ〉英語の勉強に映画を活用する方法|ディズニー映画は子供・大人におすすめ。作品の選び方も解説

 

またお子さまが英語を習得するにあたってフォローできる範囲は、ご家庭によって違います。

フォローの仕方がわからない」、「一緒に取り組んでみたけど負担を感じる」という場合は、ぜひお近くの英語教室でプロに任せることも検討しましょう。

英語教室は英語習得だけでなく、お子さまが自分自身のコミュニティを持ち、自立して社会と関わる体験ができる場所です。

 

茨城県守谷市在住の方はのびのび館がご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい♪

 

 ※のびのび館は無料体験体験レッスンを実施中です!

 

英語の聞き流し+シャドーイングで効果をアップ!

上記ステップ②で「教材を繰り返し聞き流しながら、真似できる部分を口に出す」という実践方法を紹介しました。

 
教材を真似る際には、ぜひシャドーイングを意識して下さい。
 
シャドーイングとは

聞こえた英語を、すぐ後に続いて口に出してみる英語学習法です。

単純にリピートするのではなく、英語ならではの特徴まで真似て口に出すのが大切です。

  • 発音
  • リズム
  • 音の抑揚
 
 

シャドーイングを意識するのに慣れると、英語を頭の中で日本語になおしてから口に出すのではなく、英語をそのまま口に出す感覚を得るきっかけとなります。

 

英語の聞き流しをするのに適した場所・タイミング

①〜④のステップで紹介したとおり、英語の聞き流しは口に出すのとセットで実践するのがおすすめです。

 
そのため、英語の聞き流しをするのに適した場所・タイミングは以下のとおりです。
 
聞き流しに適した場所・タイミング
  • ご自宅での家事中
  • 車を運転中
  • お子さまとの遊びの時間 など
 

声を出せない場面(電車の中等)もあるので、臨機応変に対応して下さいね。 

 

時間がある日におすすめ!聞き流しにプラスする英語学習方法

英語

最後に、英語習得のステップアップに役立つ学習方法を紹介します。

勉強時間を確保できる日、モチベーションが高いタイミングなどに、聞き流しと一緒に取り組んでみて下さい。

 

アイシャドーイング(Eye-shadowing)

アイシャドーイングは、声を出さないシャドーイングです。

英語を聞いて目で文字を追いかける方法で、以下のような教材を活用するのがおすすめです。

  • 絵本の英語音読を聞きながら文字を目で追いかける
  • 歌を聞きながら歌詞を目で追いかける
  • アニメ、ドラマ、映画などの英語字幕を目で追いかける など

アイシャドーイングでは、聞き流しで間違って聞き取っていた単語、略されていた単語などを確認できます。

 

ディクテーション(dictation)

ディクテーションとは、聞き流している教材を文字に起こす学習方法です。

書き起こした後に正解の文章と照らし合わせると、聞き取れなかった単語等を確認できますよ!

正解の文章を照らし合わせる作業が大切なので、アイシャドーイングと同様の教材を使うのがおすすめです。

 

まとめ

英語の聞き流しについて、以下の点を解説してきました。

 
コラムのポイントまとめ
●英語の聞き流しは、意味のわからない英語をBGMを聞くように実践するだけでは意味がない可能性が高い。
●英語が母国語の人、日本人どちらも「聞く・話す・語彙・文法」を身に着けて英語を習得する。
●日本の日常生活では少ない「英語を聞く・話す」という体験をする方法の1つとして聞き流しが役立つ可能性がある。
●「聞き流し→聞いた言葉や文章を口に出す」の流れを実践することが、聞き流しの効果を高めるポイント。
●時間がある日、モチベーションが高い日は聞き流し以外の学習方法も取り入れるのがおすすめ。
 

「英語習得が長年の課題になっている」、「子供には自然に英語が聞ける・話せるようになってほしい」など、英語に対する目的意識は人それぞれかと思います。

私達の中には語彙・文法の土台があることを忘れず、今回紹介した聞き流しを取り入れながら楽しく英語に触れて頂けると幸いです。

また教科に関わらず、インプットとアウトプットを組み合わせることで記憶の定着率が格段にアップすることがわかっています。

お近くの英語教室を活用して頂き、積極的にアウトプットの機会を設けて下さい♪

茨城県守谷市で英語教室をお探しの方は、幼児から100歳まで通える各種コースを提供しているのびのび館にお問い合わせ下さい。

 
のびのび館は、英語を通じた講師・仲間との出会い、体験によって子供の夢と人間力を育む英会話教室です。
 
また大人の方には新たなコミュニティ、学び、生きがいの場を提供できるよう、講師が一丸となって温かな雰囲気の教室運営に取り組んでおります。
 
皆様との出会いを楽しみにしておりますので、まずはお気軽にご相談下さい♪
 
 

 ※のびのび館は無料体験体験レッスンを実施中です!

 
お問い合わせには、私達が対応いたします!
 
 
無料体験に申込む 無料イベントレッスンをチェック