子どもの英語教育は何歳から始めるべき?習い事の適齢期やタイミングについて解説
最近、赤ちゃんのうちから英会話教室に通わせたりと、積極的に乳幼児期から習い事を検討する親御さんが増えています。
ただし、中には「周りが習い始めているから」となんとなく焦りを感じて、色々調べている方も少なくないはずです。
では、子供の習い事はいつから始めれば効果的なのでしょうか?
本コラムでは、お子さんの習い事を始めるタイミングや、おすすめの習い事についてお話しします。
●「○○歳から始めなきゃ」とは考えず、お子さんの成長や適性に合わせることが重要です。
●脳の成長やイヤイヤ期など、様々な視点で習い事を始める時期を決めましょう。
●「のびのび館」では、人間力+英語力を軸に、お子さん一人一人に合った学習プログラムで、学ぶ楽しさや問題解決力を伸ばします。
Contents
英会話教室に通わせる家庭が多いって本当?ベストタイミングは3歳?
幼児向け英会話教室について調べていると、対象年齢が「3歳から」のものが多いことに気がつくでしょう。
あるアンケート調査によると、習い事を始めた年齢で一番多いのが3歳という結果も出ています。
そのため、お子さんが3歳に近づくと「何か習い事を始めなきゃ」と悩んでしまう親御さんもいます。
しかし、実は1歳半〜6歳児のお子さんを持っているご家庭で、実際に習い事をさせている割合は半数にも満たず、3歳児では約30%にも至っていません。
つまり、「3歳になったから何か始めなくては」と焦る必要はなく、お子さんの年齢や適性に合った習い事をじっくり検討してあげることの方が重要ということです。
「何をさせればいいか検討がつかない」という方は、他のご家庭がどのような習い事に通わせているのかを参考にしても良いでしょう。
ベネッセがアンケート調査を行った結果(ベネッセ|幼児の生活参照)では、年齢や状況に合わせて以下のような習い事を選んでいるご家庭が多いです。
〈低年齢(未就園児)〉
(1歳6か月〜3歳11か月)
バレエやリトミック、体操教室や、通信教育、英会話教室など
〈低年齢(就園児)〉
(1歳6か月〜3歳11か月)
通信知育教育、英会話教室など
〈高年齢(未就園児)〉
(4歳0か月〜6歳11か月)
スイミングや体操教室、英会話教室、ピアノなどの楽器教室など
〈高年齢(就園児)〉
(4歳0か月〜6歳11か月)
通信教育、英会話教室など
どの条件においても上位を占めているのが「英会話教室」です。
ただし、「始める年齢は3歳がベスト」と早合点してしまうのは危険です。
習い事の開始時期は確かに3歳が最も多いというデータは出ていますが、これはあくまでも統計的な結果であるということを忘れてはいけません。
お子さんの成長スピードはそれぞれですし、適性も色々です。
それらをきちんと見極めて、いつ・何を習わせるのかをじっくりと検討しましょう。
習い事を始める年齢は“脳の発達”と関係が
先ほどもお話しした通り、お子さんそれぞれで成長具合は大きく異なります。
ただし、それを親御さんだけで判断することは難しいでしょう。
そこで、脳の発達時期を考慮してみることをおすすめします。
年齢によって脳の発達におけるフェーズや成長する能力は異なります。
ですから、それぞれの時期に合わせた習い事を選択すると効果的と言えるでしょう。
0~1歳
生後すぐから成長し始めるのが、後頭葉や側頭葉、頭頂葉などです。
後頭葉は視覚などに関わる部分、側頭葉は聴覚や言語に関わる部分で、頭頂葉は感覚野との呼ばれており、触覚などの感覚を司っています。
ですから、この年齢の間は色々な人とスキンシップが取れたり、歌や言葉遊び、第一言語である日本語能力を伸ばす読み聞かせなどを体感できる習い事がおすすめです。
2~5歳
記憶力や理解力、思考力が飛躍的に伸び、知的好奇心も生まれるため、英語を早いうちから習わせたい方はこの頃から始めてみると良いでしょう。
また、言語以外の学習教室にとっても適齢期で、子供の「なんで?」という気持ちを掻き立てることで、楽しく習い事を継続させられます。
6歳~10歳
言語野である前頭葉の成長がピークを迎えるため、第二言語をしっかりと習得させたい場合は、この頃までに習い事に通わせると効果的です。
最も効果が出やすいと言われているのは、2〜3歳から10歳まで習い事を継続させることです。
ただし、第一言語である日本語も飛躍的に成長する時期でもあるため、複数言語を同時に学ぶ場合はそのバランスも意識するようにしましょう。
子どもの“イヤイヤ期”を見定めることも重要
小さいお子さんを持つ親御さんの中には、「イヤイヤ期」で悩んでいる方も多いでしょう。
イヤイヤ期がだいたい1歳頃から始まり、2歳頃にピークを迎えると言われています。
その間は、自分のことは自分でしたがる「自立心」が芽生えてくる時期でもあり、やりたいことをうまくできないイライラを我慢する抑制能力がまだ備わっていません。
いくら習い事を始める適齢期であると感じても、イヤイヤ期の最中に始めてしまえば、親御さんの精神的負担が大きくなるばかりです。
イヤイヤ期はずっと続くものではありません!
脳の抑制機能が育ってくる3歳ごろには、自然とイヤイヤ期を脱せるケースがほとんどです。
ですから、イヤイヤ期がひどいお子さんの場合は、焦らず気長に習い事を始められるタイミングを待つことも大切です。
抑制機能が現れ始めた頃に習い事を始めると、我慢する力や自己コントロール力を鍛えるトレーニングにもなります。
学力の定着は“継続”が成功のカギ
人間は、新たな知識を得る時に、脳の神経細胞が新たなネットワークを作り、バージョンアップすると言われています。
つまり、短期間で結果を得ようとはせずに、長期的視点を持って継続することが重要だということです。
親の気まぐれや周りの環境に流されて一時的に習い事に通わせてもあまり意味はありません。
その子の年齢や成長に合った適切なプログラムを継続して、徐々にステップアップさせていくことが何よりも大切と言えるでしょう。
”のびのび館”は茨城県守谷市で長年英語を子どもたちに教えています
私たち“のびのび館”は、“のびのび英会話教室”として30年以上子どもたちに英語を教えてきました。
その経験と実績を活かしたクラスが「のびのび英会話」。
クラスは園児クラス(3歳児・4〜5歳児)小学校低学年クラス(6〜8歳児)、小学生中・高学年クラス(9〜12歳児)、中学生クラスの計4つです。
園児クラス
(ピンク・イエロー)
チャンツや歌、ゲームなど、体全体を使って英語を学び、フォニックスも取り入れて、英語を学ぶ楽しさを知ってもらうことが目標です。
小学校低学年クラス
(グリーン)
フォニックスをさらに身につけ、英語の基礎的発音をしっかりと習得し、さらにアルファベット・名詞や動詞の現在形まで学びます。正しく発音できるようになるためには、とても重要なフェーズです。
小学校中・高学年クラス
(パープル)
学校などで身につけた英語を、英検受験を通して体系的に学び直します。そうすることで、苦手分野が明確になり、知識がしっかりと定着します。
中学生クラス
(中学部)
学校で習う英語を先取りした内容を学習し、さらには今まで積み上げた知識を“使える”英語にするために、会話の運用まで学びます。
このように、幼いうちからお子さんの発達段階に応じて文法・語彙・リスニングを楽しく学べる環境づくりを徹底しております。
また、生徒全員が参加できるスピーキングイベントでは、自分の意見を発表するスキルを身につけられ、国際交流キャンプでは、英語を通じてリーダーシップやフォロワーシップを体感できます。
“人間力を育てる”を軸に多彩なクラスを開講しています
“のびのび館”では、「人間力」をコンセプトに、お子さんだけではなく大人の方の「学びたい気持ち」も実現できます。
何かを学び始めるのに早すぎることも遅すぎることもありません。
「何かを得て人生をもっと充実させたい」「幅広い知識を得て人間力を高めたい」…
そのようにお考えの方をサポートすることこそ、私たちの勤めだと思っております。
お子さんも大人の方も、やりたいと思った時こそ新しいことを始めるチャンスです。
少しでもご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
自立学習クラス(算国学習)
自ら学ぶことで学習の楽しさを実感し、考える力を伸ばすクラスです。
算数と国語について、生徒それぞれに合わせたレベルのテキストを使い、個別で学習に取り組みます。
小学2年生から、自身の学習計画を立てるところから取り組むことで自立性を向上させることが目的です。
毎回、お子さんにぴったりのテキストを様々な組み合わせの時間割で取り組むので、飽きることなく集中して学ぶことができます。
速読聴クラス
5歳〜中学生、大人の方まで対象の「読解力」を伸ばすクラスです。
レッスンでは、読書支援システムを使いながら速いスピードでの読書で、実際に本を手に取って読書します。
毎週のレッスンの最後には10分間の読書感想文を書きますので、しっかりと文章を「書く力」も養います。
本の世界観を楽しみ、人に伝えることができる子に育ちます。
知育学習クラス
1歳児から、言葉・数・形について、教具や教材、プリントを使って考える力を伸ばすクラスです。
日本語のみのクラスと、日本語・英語の2言語を使うクラスがあり、どちらもお子さんのひらめきを伸ばし、創造力を引き出します。
3歳児からのクラスでは、年に一度、知能テスト(IQテスト)を受けていただき、得意なところと苦手なところをしっかりと把握して、一人一人をしっかりとフォローします。
インド算数クラス
3〜6歳児が対象で、数の概念から、足し算、引き算、掛け算(1〜12の段まで)を英語と日本語で取り組みます。
数の概念をしっかりと身につけることで、計算の工夫を自ら考え、みんなで話し合うところまでを目指したクラスです。