コラム

英語スピーチの練習は高校生・大学生からでは遅い!?小学生・中学生から始めるメリットや練習方法・コツを紹介

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突然ですが、皆さんは「日本人は英語スピーチが苦手」というイメージを持っていませんか?

確かに、少し前まで日本における英語教育は、文法や単語などの“知識”を教える内容が中心で下。

しかし、近年グローバル化が進むにつれて、それだけでは本当に使える英語力は育たないことがわかってきています。

そこで重要となるのが、スピーチスキル。

今回は、英語スピーチを子どもに練習させるメリットや、うまくスピーチできるようになるコツについて紹介します。

お子さんの英語教育の参考にしてください。

このコラムのポイント


●英語スピーチのスキルは、将来グローバル人材として世界で活躍するためには必要です。

●習慣的に自分の意見を英語で発表できる環境づくりが大切です。

●「のびのび館」では、今まで培ったメソッドでお子さんの想像力を伸ばすサポートします。

英語スピーチを学ぶ子どもが増えています

英語スピーチと聞くと、中高生以上のある程度英語力を持つ子供が挑戦するイメージがあるかもしれません。

しかし、最近は小学生などの小さい子どもが対象の英語スピーチコンテストが全国各地で開催されています。

また、公立小学校でも学内で英語による発表の場を設けているところも少なくありません。

「英単語をそれほど知らないのに、スピーチなんてできるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。

実は、スピーチと言っても主に2つに分類でき、参加者の年齢や英語力によって、スタイルが異なります。

暗唱(recitation レシテーション)

著名人の名言や、物語の一節を丸暗記して発表するスタイルです。ネイティブの発音やよく使うフレーズを覚えられるため、子供だけではなく大人にとってもメリットの多い学習方法です。

弁論(oration オレーション)

発表内容から構成までを自分で考えるスタイルで、高い英語力だけではなくテーマに関する豊富な知識も必要になるため、主に中学生以上の子どもが挑戦します。

小学生以下のまだ英語力が十分でない子どもは「暗唱」が中心で、ある程度文法力が身についた中学生や高校生以上の子どもですと、「弁論」にも挑戦できます。

 

 

 

日本人はスピーチが苦手って本当?

残念ながら、今までの日本における英語教育は、コミュニケーション能力よりも文法や単語など受験に向けた座学が中心でした。

そのため、プレゼンスキルの重要性を分かっていながらも、発表の場では緊張してしまう人や思うように人前で喋れないという人が多いのが現状です。

その原因は、「引っ込み思案」の人が多いから。

旅行サイトの「エクスペディア」が行った国際比較調査で、日本人は世界23カ国中、日本人は世界一「見知らぬ人とのコミュニケーションに消極的」であることがわかりました。「飛行機の中で知らない人に話しかける」という人の割合は、15%。インド(60%)、メキシコ(59%)、ブラジル(51%)と上位の国と比べると、圧倒的に低かったのです。

引用元:東洋経済 ONLINE

実際に、以前の座学中心な英語教育を受けた大人は、英語の知識は十分でも論理展開がまとめきれずに内容がうまく伝えられなかったり、誰に向かってどのように話せば相手が聞き取りやすいのかを知らない人も決して少なくありません。

ですから、小さい子供のうちから発表の場や人に伝わりやすい話し方を練習することが重要なのです。

実際にアメリカの小学校では、単語の暗記や文法よりも先に子どもたちにプレゼンの機会を与えます。

天気や好きなものなど身近なテーマについて、自分の意見を積極的に発表できるように練習させるのです。

最後には発表者へ質問させてそれに答えさせるなど、臨機応変に対応できるトレーニングもします。

これらの指導方針こそ、アメリカ人の高いスピーチスキルにつながっているのでしょう。

このことからも、スピーチのトレーニングは小さい頃から始めることのに越したことはありません。

 

英語スピーチのスキルはリモート会議やリモート授業でも活かせる

英語スピーチは何もコンテストのためだけに身につけさせる訳ではありません。

コロナ禍で急増したリモート会議やリモート授業においても、このスキルは大いに活かせます。

なぜなら、リモートでの意見交換は端的且つ明確に内容を相手に伝えなくてはいけないからです。

これからさらに増えるであろうリモートでの場でも、臆せずに発表できる国際人になるためには、やはり英語スピーチの練習はポイントになります。

 

子どもに英語スピーチへ参加させるメリットは?

では、具体的には英語スピーチを子どもに練習させることでどのようなメリットを得られるのでしょうか?

ここでは主なポイントを4つ紹介します。

 

その① 英語力が上達する・英語学習意欲が湧く

まず、暗唱でも弁論でも共通するのが、英語力の目覚しい上達です。

よく使う熟語やフレーズを自然と覚えることができるだけではなく、練習でネイティブのスピーチを繰り返し聞けば、発音力も身に付きます。

スピーチ練習を通して、知っている単語や言い回しが増えれば、その後の学習意欲へもつながるでしょう。

 

その② 目標へ向かって努力する力が身に付く

コンテストにチャレンジさせれば、目標に向かって計画的に学習を進める癖がつきます。

また、「いい成績を残そう」「自分の力を出し切ろう」という気持ちが芽生え、目標達成に向けて努力することの大切さも学べます。

これらは学校などの日常的な学習ではなかなか実感できません。

 

その③ 発表の場にも物怖じしなくなる

日本人がスピーチに苦手意識を持ってしまう最も大きな原因が、「発表の場に慣れていないから」。

大人数の前に出ると緊張してしまい、自分で何を言っているのか分からなくなってしまった経験をしたことがある人も多いはずです。

成功・失敗関係なく、子どもの時からスピーチする機会を増やしてあげることで、大きなステージでも臆することなく自分の意見が言えるようになります。

 

その④ 人間力や社会人基礎力が身に付く

スピーチの基本は、自分の言いたいことをより相手に分かりやすく伝えることにあります。

このスキルは、社会人になっても様々なシーンで必要となり、身につけることで間違いなく活躍する人材に育ってくれます。

 

英語スピーチは日本語を英訳すればいい訳ではない!?成功させるためのコツは?

日本の弁論は「起承転結」が基本となりますが、英語スピーチの場合は単にその原稿を英訳するだけでは“よい発表”にはなりません。

子どもの英語スピーチコンテストでも同様で、日本語での発表とはポイントが少し異なります。

そこで、ここでは英語スピーチを成功させるためのコツを紹介します。

 

コツ① 英語スピーチに合わせた構成を組む

日本語の「起承転結」とは異なり、英語の場合は Introduction(序論)→Body(本論)→Conclusion(まとめ)→Questions(質問)が基本の構成です。

つまり、英語スピーチの場合は“転”のパートは入りません。

むしろ、このパートを挟むことで、本質が伝わりにくく、あまり印象はもたれないでしょう。

必ず最初に聞き手の心を掴む魅力で明確なフック(HOOK)がなくては魅力的なスピーチとは思われません。

 

コツ② 相手に伝わりやすい話し方を意識する

英語は言語の中でも一文一文を長くすると分かりにくくなる性質があります。

ですから、スピーチにおいても短くシンプルな文章にすることがポイント。

また、日本人がやりがちな「丸暗記」や「紙を見ながら」は自信がないと思われがちです。

特に弁論の場合は、発表内容を“自分の言葉”で抑揚をつけて話してみましょう。

また、聞き手の目を見たり、ボディーランゲージを交えるのもおすすめです。

 

コツ③ まずは「楽しめる・興味が湧く」テーマから挑戦する 

中学生以上になると、スピーチの内容が社会情勢など少々難しいテーマになる場合もあります。

これらの練習ももちろん大切ですが、小学生以下の小さいお子さんの場合は、まず「好きなもの」「楽しかったこと」など、自然と自分の言葉が出てくるテーマ設定にすることがポイントです。

成功体験や楽しい思い出こそ、長続きの秘訣です。

 

成功させるカギはずばり練習環境

英語スピーチを成功させる一番の方法は、ズバリ「継続的な練習」です。

日頃から短めでも自分の意見を英語で発表させたり、コンテストに参加する場合は本番とできるだけ近い環境で練習を繰り返すことがポイントになります。

さらに、子ども同士でロールプレイングできる環境があるとさらに上達が早いでしょう。

ただし、あまり失敗を指摘したり間違いを訂正させたりしすぎるのは禁物です。

「失敗しても大丈夫」と十分理解させておくことで、いざという時に緊張しすぎず、のびのびとスピーチできます。

 

“のびのび英会話”では子ども達のスピーチ能力を向上させる学習プログラムを用意しています

わたしたち「のびのび館」では、3歳〜中学生を対象とした「のびのび英会話」を開講しています。

お子さんの年齢に応じて、“英語の楽しさ”を実感できる学習カリキュラムを準備しており、成長に合わせて英語力だけではなく人間力をステップアップできる指導を実践しています。

 

 

これらの通常授業に加えて、4歳から小学生まで全員参加する「スピーチコンテスト」では、日本人が苦手とするプレゼンテーション能力を育て、年に二度開催する「国際交流キャンプ」では、生徒や日本人講師だけではなく外国人講師とともに、英語を使った集団生活を送ります。

さらに、中学生を対象として、英語の運用力を審査する「インタラクティブフォーラムコンテスト」も開催し、生徒の成長度合いに合わせたサポートプログラムを実施しています。

学校の学習や座学中心の英語塾では学ぶことが難しい“使える英語”。

それを身につけさせることこそ、私たち「のびのび館」の目標です。

 

まとめ|英語スピーチは早いうちから始めましょう

英語スピーチを身につけることにより、将来世界で活躍できるグローバル人材に育ちます。

ただし、大人になってから練習を始めても、根本的に発表の場に慣れることは難しいでしょう。

ですから、できるだけ早いうちから英語スピーチの練習をさせることがベストです。

その際には、習い事の一環で習慣的に自分の意見を英語で発表させる方法がおすすめ。

私たち“のびのび館”では、英語力はもちろん人間力も一緒に育てます。

 

茨城県守谷市の“のびのび館”では「0歳から100歳まで学びたい」思いを実現できます

“のびのび館”では、人気の英会話コースだけではなく、さまざまな魅力的なプログラムをご用意しています。

小さいお子さんはもちろん、何か新しいことを学びたいご高齢の方まで、あなたの「学びたい」気持ちを応援します。

「空いた時間で何か始めたい」「子どもに人間力を身につけさせたい」そんなお考えの方は、ぜひ一度お問合せください。

英会話コース以外にも魅力的なプログラムをご用意しています

のびのび館では、下記コースを準備して、皆さまのお越しをお待ちしております。

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