今注目の習い事 “自立学習” とは?学習内容からメリットまで詳しく解説
みなさんは「自立学習」という言葉を聞いたことがありますか?
最近様々な学習塾で取り入れられている学習方法で、子どもが受動的ではなく能動的に学習することを促します。
しかし、まだまだその本質は知られておらず、単なる学習力向上の方法として認識している方も少なくありません。
そこで、今回は自立学習のメリットや私たち「のびのび館」の自立学習コースについて詳しく解説します。
お子さんの習い事で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
●自立学習は、学力向上以外にもたくさんのメリットがあります。
●自立学習を通してお子さんの主体性を高めることで、社会人としても活躍できる“人間力”が身につきます。
●「のびのび館」では、お子さん一人一人に合った学習プログラムで、学ぶ楽しさや問題解決力を伸ばします。
Contents
どうして子どもは勉強が楽しめないの?
子どもにとって勉強が楽しくないのは、文字化・図案化した“何か”を、大人が無理矢理理解させようとするからです。
子どもの「分かりたい」気持ちが湧いてくるのを待たずに、カリキュラムを優先して急かしてしまっては心を開くことはできません。
つまり、逆を返せば子どもが自ら「これは何が書いてあるんだろう?」「この前見たあれはなんだったんだろう?」と感じるように誘導すれば、学習に興味持ち積極的に取り組んでくれるということです。
知識を大人から一方的に投げつけるのではなく、子ども自身で必要性を感じて学び得た知識は、まるでパズルのピースのように心と頭にぴったりと刻まれます。
自立学習で勉強が“楽しく”なる!学力向上だけではないそのメリットとは?
自立学習のもたらすメリットは、成績が上がるだけではありません。
では、具体的などのようなメリットがあるのでしょうか?
それぞれ詳しく解説します。
メリット① 自分でスケジュール管理ができるように
自立学習は、自分の能力値と達成したいゴールを明確にして、それに向かうためのスケジュールを管理する学習方法です。
「いつまでに何をすべきか」を自ら考える癖をつけることで、親や先生から指示を受けなくても自発的に机へ向かえるようになり、将来マルチタスクに対応できる大人に成長してくれます。
メリット② 学習が習慣化する
自ら設定した目標に向かって勉強するため、イヤイヤではなく自然と机に向かうようになります。
また、目標を達成するには学校の勉強も必要と教えてあげることで、宿題も親に言われなくても自発的に取り組めるようになるでしょう。
学習習慣を定着させることは、根気や集中力の成長にもつながります。
メリット③ 成績が上がる
自ら学習するクセが身に付くということは、それに伴って自然と学力が向上するということです。
ただし、闇雲に勉強させては遠回りになる可能性もあるため、親や講師がその子のスキルに合わせてカリキュラムを組んであげることも大切です。
また、勉強以外のアクティビティもスケジュールに盛り込むことで、気分転換になり毎回新たな気持ちで勉強に取り組めます。
勉強漬けにはせずに、メリハリをつけて効率よく学習させてあげましょう。
メリット④ 勉強が楽しくなる
学力が向上し学校や塾で成績が上がったことが実感できれば、間違いなく子どものモチベーションにつながります。
なぜなら、人は「努力すれば何かを得られる」ことを本能的に知っているからです。
目標を達成してまた新たな目標設定して…を繰り返すことで、子どもの学習意欲をキープできるでしょう。
年齢問わず子どもにとっては成功体験こそが意欲を伸ばす近道です。
メリット⑤ 問題解決力が身に付く
「問題解決力」とは、何か困難にぶつかった時に、その原因を追求して解決策を考えて実行できるスキルのことです。
自立学習をする中で、問題解決力に直結する4つの“力”が自然と身につきます。
① 問題を認識する力
② 問題の解決方法を考える力
③ 見出した解決方法を実行する力
④ 解決した方法を自分の中に蓄積する力
また、「なぜこうなったか、どうするべきだったか」と客観的に振り返られる思考力や想像力も得られるため、将来何か突発的なアクシデントに出会した時にも、柔軟に対応できる大人に成長してくれます。
自律学習とはどう違う?
自立学習とよく混同されるのが「自律学習」ですが、”自律”とは自分の理想を実現するために、自らをコントロールするためのスキルです。
ですから、「自律学習」は「今自分は何をどのように学ぶべきか」「なぜこれをしなくてはいけないのか」を自ら選んでプランニング・実行して、結果を他人ではなく自分で評価します。
つまり、その内容は勉強とは限りません。
一方、「自立学習」は自分の置かれている状況を客観的に分析し、抱えている課題を解決するための手段を見出す方法で、目標を学校や塾での勉強に設定することが多いです。
自立学習と自律学習は、ゴール設定やプロセスは異なるものの、どちらも成長する上でとても大事な方法です。
やると決めたことをとことん突き詰める姿勢は、大人になっても間違いなく活きてくるでしょう。
自立学習で得たスキルは社会人になっても生きる“人間力”に
現代社会において、インターネット等による情報過多や、地域や家族関係の希薄さによって、学校でもいじめや不登校などの問題が山積みです。
そのような環境下にいる子どもは、常に不安や劣等感と隣合わせで、多くのストレスを抱えながら生活しています。
そんな中、自分を見失なわないための主体性と自尊心は、社会で生き抜くためには必要不可欠なスキルでしょう。
文部科学省が提起している自立学習(自立活動)の本質的な目的は、「個々の生徒が自立を目指し、障害に基づく種々の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う(「文部科学省|自立活動」)」こととされています。
つまり、自発的・主体的に学習に取り組むことで、心身のバランス良い成長を促すだけではなく、過酷な状況下に陥っても、自らを肯定しながら生き残れる“人間力”が身に付くのです。
わたしたち「のびのび館」の自立学習コースは、学習力向上はもちろん、子どもたちの“人間力”を育むためのプログラムを実践しています。
のびのび館の“自立学習”コースは年齢に合わせたプログラムを実施
のびのび館の「自立学習(算国学習)」では、一般的な塾のような受動的な授業は一切行なっていません。
お子さんの年齢やレベルに合わせてクラス分けされており、その勉強内容や方法も様々です。
進級コース
(園児〜小学2年生)
子ども一人一人の能力に合わせて、スモールステップで自らしっかり考えられる力を伸ばすコースです。
生徒それぞれに、読み方練習帳や読み方絵本、ひらがなとカタカナ、計算練習帳・文章題・漢字と細かく分かれたテキストを与え、自分のペースで解答します。
パズルや積み木を使って、指先を使いながら空間的思考も学べ、子どもが飽きずに、短い時間で集中して取り組ませることポイントです。
自立学習コース
(小学2年生〜6年生)
こちらのコースからマルティメディアを取り入れ、自分のテキストを進めながら、重要なポイント部分を動画で見て理解度を高めます。
テキスト内の問題は、このマルチメディア解説を手がかりに、一人では解答できないものにも果敢に挑戦させ、それでも理解ができない部分は、自ら追加問題を選び印刷して解答します。
印刷した問題は“自分オリジナル”の問題集となるため、自然な流れで自発性・主体性を高められ、学力が確実に定着することがメリットです。
どのコースも、個人のレベルに合わせた級からスタートし、学年関係なく戻り学習や先取り学習もできます。
勉強が嫌い・苦手というお子さんでも、「簡単」と思えるレベルからスタートするため、勉強が楽しくなり意欲的に取り組める点も特徴です。
「学校の勉強も楽しくなった」という感想を数多くいただいています。
学習塾は成績さえ上がればいいと考える人も多いですが、それだけでは学習が単なる“知識”にとどまってしまうでしょう。
しかし、のびのび館では、得た知識を基に自ら考え、応用できる力を伸ばすことをコンセプトとし、そのプロセスとして学ぶことの楽しさを知ってもらいたいと考えています。
生徒を年齢別・クラス別に分けることはせずに、一つの空間で皆和気あいあいと学習に取り組める環境にすることで、生徒たちは日々楽しく学ぶことができています。
まとめ|学習塾をお探しなら“自立学習”がおすすめ
自立学習は、学力向上だけではなく、将来社会に出ても役立つ“人間力”を育てます。
勉強嫌いのお子さんには、彼・彼女なりの理由が必ずあるはずです。
それらに耳を傾け、勉強を楽しめる環境づくりを整えてあげましょう。
ただし、子どもに闇雲に勉強させても思ったような効果が得られないかもしれません。
そこでおすすめなのが、のびのび館の“自立学習”。
お子さんの自立性を高めながら、自然と学力向上を促します。
「学ぶ楽しさを教えたい」とお考えの方は、ぜひ一度当校へお問い合わせください。
守谷市のびのび館では「0歳から100歳まで学びたい」思いを実現できます
わたしたち「のびのび館」では、あなたの“学びたい”という気持ちを実現させるため、心地のいい環境づくりを心がけています。
何かを学び始めるのに早すぎることも遅すぎることもありません。
「何かを得て人生をもっと充実させたい」「幅広い知識を得て人間力を高めたい」…
そのようにお考えの方をサポートすることこそ、私たちの務めだと思っています。
自立学習コース以外にも魅力的なプログラムをご用意しています
のびのび館では、下記コースを準備して、皆さまのお越しをお待ちしております。