コラム

子供の「読書する力」や「集中力」を伸ばす“速読”とは?効果的な方法からメリットまで詳しく解説

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お子さんに「勉強を好きになってもらいたい」「集中力のある子になってもらいたい」と願う親御さんは多いでしょう。

しかし、実際には学校の学習だけでは思うような効果が得られないと感じている人は少なくないはずです。

そこでおすすめなのが、“速読”。

今回は、“速読”について、その方法やメリットなどについて解説します。

お子さんの可能性を高めたいという人は、ぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント


・速読は、物理的に本が早く読めるようになるだけではなく、集中力などを高めるのにも効果的です。

・様々な方法がある中、目と耳を使った速読聴がおすすめです。

・「のびのび館」では、ただ本を読むだけではなく感想文作成などを取り入れて、アウトプットを通じて読書の楽しさを実感し、お子さんの学ぶ力を伸ばします。

そもそも“速読”とは?

速読はスピードリーディングとも呼ばれ、その文字通り「早く読む」力をトレーニングすることを言います。

ここでまず知っておきたいのが、下の3つのキーワードです。

  • 読視野(一度で視野に入れられる文字範囲)
  • 視点滞留時間(文章を追う際に視線が止まる時間)
  • 視点飛躍(文章を前後しながら追う動き)

あまり意識はしませんが、人は文章を一文字一文字読んでいる訳ではなく2〜3文字をセットで目に入れて固まりで把握します。(「読視野」)

そして、その固まりの意味を理解するために、ほんの一瞬目の動きが止まります。(「視点滞留時間」)

その後、意味を理解して次の固まり(2〜3文字)へ移動することで、次々と文章を読み進めていくのです。(「視点飛躍」)

この、一連の動作をトレーニングで早くすることを“速読”といい、会得すれば読書スピードが格段に早くなります。

ただし、目の動きを早めるだけでは意味がなく、文章を理解して自分の中で噛み砕く“心”が伴わなくては、本当の意味で読書したことにはなりません。

“速読”がもたらすメリットは?

速読は、読書量が増えて知識習得スピードが早まるだけではなく、それ以外にも多くのメリットをもたらします。

  • 判断力向上
  • 記憶力向上
  • 理解力向上
  • ワーキングメモリーのスピード向上
  • 空間認識能力や動体視力の向上 …

速読は、文章を“見る”能力を向上させることから始まります。

その力が身につくと、段々文章を理解し、記憶するような作用が働いて、最終的には感情移入する感性が育ちます。

このような連鎖反応を「汎化作用」と言います。

「速読=流し読み」と誤解する人もいますが、この汎化作用を伸ばすことで、意味をピックアップして概略を掴む読み方ではなく、文章の本質まで理解しながら読書スピードを上げられるのです。

1文字ずつ頭の中で音声に変換する黙読とは違って、視覚情報として文字を取り込むわけですねいちいち音声に変換しないから早く読めるわけです。頭のいい人というのはみんな速読ができます。
(中略)
知識量ではなく、頭そのものがいいことを地頭がいいと言うことがありますよね。それに似た力をIQという数字で計測することもあります。 IQは実は生まれつきではないことがわかっています。鍛えることができるのです。 IQを伸ばすのに必要なのは、何か一つのことに集中すること。しかも抽象的なことに集中できること。 その点、本を読むという行為は、集中力も高めますし、思考の抽象度も上がります。IQの高い人というのは、脳の背外側前頭葉前皮質という部分が発達してます。そこが刺激されます。脳も筋肉と同じで、使えば使うほど鍛えられるのです。

引用元:一般社団法人 日本速脳速読協会|新聞×速読 読む力:ゲスト講演 茂木健一郎先生

速読方法の種類は?効果的な方法は何?

英語教育

速読のトレーニング方法には、いくつかの種類があります。

主な方法は下の3つです。

  • 眼筋(目を動かす筋肉)を鍛えて、物理的に視線を早く動かす方法
  • 飛ばし読みや拾い読みを練習する方法
  • 文章を読む際に、意識的に目だけではなく耳も使って右脳を活発化させる方法

まず眼筋をトレーニングする方法がありますが、これはアスリートが動体視力を鍛える方法と似ており、習得するのが難しく、すぐに疲れて集中力も長く持続できません。

また、意図的に重要ではない部分を読まないようにする飛ばし読みや拾い読みも、確かに読書スピードは上がりますが、これは説明文や論文など感情移入する必要のない文章にしか活用できず、幼児向けではありません。

これらと比べても、集中力などを高めるのに効果的とされているのが、目と耳の両方を使ってトレーニングする方法です。

一文字一文字を追うのではなく、文章をイメージ化してまとめて理解することができるようになり、集中力や記憶力アップの他に、脳トレとして活用することもできます。

のびのび館の“速読聴”コースでは感受性豊かな子供を育てます

速読できるようになるためには、目のトレーニングだけではなく耳を使った方法が有効的です。

私たち「のびのび館」では、“速読聴”と称して、下記のような方法を用いて子どもたちの速読能力を鍛えています。

「右脳開発ゲーム」で脳をクリアにし、集中力を高める。

音読テープを聞きながら一緒に読書をし、本の世界観に没頭して感情移入する時間を作る。

読書後に、感想文を短時間で書きて、内容を整理しアウトプットする。

これら一連のトレーニングを繰り返していく中で、テープの再生速度(0.5〜10倍速)を徐々に速めていき、速読能力を育てます。

速読聴トレーニングは、脳が活性化して読解力・集中力・理解力などが上がるだけではなく、子ども自身で読書の面白さを体感できるというメリットがあります。

また、小さい頃から取り組むことで、国語・社会・理科、さらには算数の文章問題への理解力が高まり、学習意欲につながります。

コースの内容を詳しく知りたい方は、下記ボタンをクリックしてください。

まとめ|お子さんの学ぶ力を“速読聴”で伸ばしましょう

速読は大人の脳トレなどに用いられることが多いため、小さい子どもには関係ないと思う親御さんが多いですが、集中力や理解力、読解力を高めるためは、とても効果的です。

また、読書の楽しさや学習の楽しさを、教わるのではなく自ら体感することにより、子どもの学習意欲を育てます。

ただし、間違った方法を選んでは苦痛になってしまうかもしれません。

そこでおすすめなのが、のびのび館の“速読聴”。

お子さんが楽しみながら自然と速読力を身につけられるようにサポートします。

「読む力」だけではなく「書く力」も伸ばしてあげたいとお考えの方は、ぜひ一度当校へお問い合わせください。

守谷市のびのび館では「0歳から100歳まで学びたい」思いを実現できます

わたしたち「のびのび館」では、あなたの“学びたい”という気持ちを実現させるため、心地のいい環境づくりを心がけています。

何かを学び始めるのに早すぎることも遅すぎることもありません。

「何かを得て人生をもっと充実させたい」「幅広い知識を得て人間力を高めたい」…

そのようにお考えの方をサポートすることこそ、私たちの務めだと思っています。

「速読聴」コースでは、小学生の間にぜひ読んでもらいたい本を厳選した本を音声テープにした「わくわく文庫」を取り入れて、本を読む楽しさを子ども達に伝えています。

速読聴コース以外にも魅力的なプログラムをご用意しています

のびのび館では、下記コースを準備して、皆さまのお越しをお待ちしております。

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